エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「こっちの隣は僕が座るね、小鈴ちゃん」

「は、はいっ⋯⋯!」



見事じゃんけんに勝ったのは陸くんと久遠さん。

こないだの出来事もあってか、久遠さんのことは少しだけ警戒していた。

だけど、今の久遠さんの表情にこないだのような恐怖心は少しも感じなかった。



「次は、絶対に勝つ⋯⋯」

「小鈴ちゃん、次はぜーーーーったいに僕の隣にしてね?」

「陸はともかく、久遠には警戒心を持て」



なんだか、みんな妙に席順にこだわっているような気がするけど⋯⋯席順って、そんなに大事なのかな⋯⋯?



「はいはい、醜い争いはしないの。
小鈴ちゃんの前でしょ?
⋯⋯っていうか、冬夜は独占欲丸出しすぎ。そんなに僕に信用無いの?」

「ああ。逆にあると思ったのか?」



あ、あはは⋯⋯。

あまりにも答える速度が早くて、苦笑いを浮かべてしまった。



「す、ストーップ!
小鈴センパイの前なんですから、ケンカはダメっすよ!」