エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

【Side 久遠】


「は、はいっ⋯⋯久遠さん、また後で」



生徒会室から出ていく小鈴ちゃんと冬夜の姿が見えなくなるまで手を振った僕は、そのまま自分の席に戻ってため息をついた。

さっきは、攻めすぎたかな⋯⋯。

小鈴ちゃんに怖い思いさせちゃったかも。

小鈴ちゃんのことは、途中から割と警戒していた。

陸も、瑠衣も、緩も⋯⋯冬夜でさえ、
まるで小鈴ちゃんに夢中みたいな行動を取っているから。

陸や瑠衣はともかく、緩と冬夜は女嫌いまでとはいかないけど、女子生徒は苦手だったはずだ。



「はぁ⋯⋯」



いつか小鈴ちゃんにどんなことをしたのか聞きたいところだったから、今日の機会は好都合だった。

全く、いくら知っているとはいえ、
男と二人になっても大丈夫なのかな⋯⋯。

だんだんと、小鈴ちゃんの危機管理能力が心配になってきた。