エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

ふぅ⋯⋯本当に、あのとき久遠さんと会っていなかったら、今頃私はずっと迷っていたんだろうなあ⋯⋯あはは。



「迷って災難だったね。
小鈴ちゃんさえ良ければ、少し休んでいく?」

「大丈夫ですよ!
久遠さんにもお仕事があると思いますし」

「⋯⋯でも、帰り道わからないよね?」

「うっ⋯⋯」



痛いところを突かれてしまった⋯⋯あはは。



「ふふっ、大丈夫だよ。
時間かかっちゃうかもしれないけど、待ってもらえたら一緒に帰れるから」

「い、いいんですかっ⋯⋯?」

「もちろん。そこら辺に座っててね」



どうしよう⋯⋯久遠さんが神様に見えてきた⋯⋯。

久遠さんの周りが光り輝いて見えてきて、とうとう自分の目がおかしくなってしまったのかと疑ってしまった。

えっと⋯⋯ここらへんでいいんだよね⋯⋯?

久遠さんに言われた場所に座って、窓から見える夕暮れの空を見つめる。

綺麗、だなあ⋯⋯。



「⋯⋯ねぇ、小鈴ちゃん」