エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

「あっ、それ⋯⋯もしかして、生徒会への資料?」



久遠さんは私が手に持っている資料を見て、そう言った。

す、すごい⋯⋯少ししか資料を見ていないのに、生徒会のものってわかるんだっ⋯⋯!



「大変だったよね。
僕も今から生徒会室に戻る予定だったし、一緒に運ぼうか」

「あ、ありがとうございますっ⋯⋯!」



久遠さん⋯⋯優しい⋯⋯神様だっ⋯⋯!

久遠さんの優しさを噛み締めながら、
私たち二人は生徒会室へと向かい始めた。



「ここだよ」



え⋯⋯?

とある大きくて豪華なドアの前で止まった久遠さん。

確かに⋯⋯そのドアの上には「生徒会室」と上品な文字で書かれてある。

ど、ドアからこんなに大きくて豪華だなんて⋯⋯中は、一体どれだけ広いんだろう⋯⋯?



「今はここに僕しかいなくて⋯⋯あ、資料はそこの机に置いてくれる?」

「はいっ!」



久遠さんに言われた通り、私はたくさんある中の一つの机の上に資料を置いた。