エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

ら、ライラちゃんっ⋯⋯!

ライラちゃんの姿を探してみたけれど、
ライラちゃんどころか、もう教室に残っている生徒は誰一人としていなくなっていた。

こ、これは⋯⋯地道に探すしかなさそうだな⋯⋯。

でも、これでまた校内を知れるきっかけになるよね!



「よーし⋯⋯頑張るぞ〜っ!」

☆     ☆     ☆

⋯⋯さっきの私、前言撤回しておいて⋯⋯。



「ここ、どこー!?」



そう。見事私は迷子になってしまったのです!

校内が思った以上に広くて⋯⋯やっぱり、大きいのは外観と敷地だけじゃなかったんだな⋯⋯。



「うぅ⋯⋯ここからどうしよう⋯⋯」



もう結構道を進んできてしまっているから、今から教室に戻ることもできないと思う。



「___あれ、小鈴ちゃん?」



静かな廊下に響いた、優しくて聞き取りやすい声。

私は、その声に聞き覚えがあった。



「久遠⋯⋯さん?」