エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~



「では、今からこの問題の解説をするからポイントになりそうと思ったところはすぐにメモすること。
いいな?」

「はいっ! 冬夜先生、お願いします!」



口調は厳しいかもしれないけど⋯⋯やっぱり、冬夜さんは優しい人だ。

そして、冬夜さんからの授業が始まった。

☆     ☆     ☆

「⋯⋯そういえば、なんで小鈴はこの学園に編入したんだ?
やっぱり、卒業時の願いを叶えてくれる制度か?」



冬夜さんはコミュニケーションを取ろうとしてくれているのか、私に話しかけてくれた。

この学園⋯⋯陽桜学園に入った、理由?

うーん⋯⋯私が陽桜学園に入った経緯は結構失礼になっちゃうけど⋯⋯。



「いえ⋯⋯理事長には申し訳ないんですけど、
実は陽桜学園のことは全く知らなくて⋯⋯

ちょうどこの時期に編入ができて、更に寮がある近くの学校で調べてみたら、この学校が出たんです」



卒業の時の制度だって、編入した時に理事長から教えてもらったことだ。