エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~



「じゃあ見せてみろ。お前の傾向を確認する」



私の、傾向⋯⋯?

どういう意味かはわからなかったけど、
とりあえず問題の答えを書いていたノートと問題集を合わせて冬夜さんに渡した。



「⋯⋯お前、ちゃんと公式とか覚えてるか?」



問題集とかを渡しておよそ十分。

顔を上げた冬夜さんは、なんだか呆れたような表情を浮かべていた。



「え、えっと⋯⋯暗記系、苦手で⋯⋯あはは⋯⋯」



暗記科目は昔から苦手で、
インプットするのはいいんだけど⋯⋯アウトプットが苦手なんだよね⋯⋯。

覚えること自体は苦手じゃないんだけど、
いざそれを頭の中から引き出す!
ってなると急にできなくなってしまうんだ。



「公式は計算に必要なものとして絶対に覚えろ。
ノートに赤ペンでもいいから書いておくと覚えやすい」

「なるほど⋯⋯!」



冬夜さんの助言をもとに、私はノートへ書き込みを始めた。