エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~



「⋯⋯なんだ? 俺の言うことがわからないのか?」

「い、いえっ! わかります! 解きます!!」

「じゃあそこで座って待っているんだな」



な、なんだろう⋯⋯冬夜さんの声を聞くと、
自然と集中できるような⋯⋯そんな気分になる。

不思議な電波でも発しているのかな⋯⋯あはは。

それから私は、冬夜さんがリビングに帰ってくるまでわかる問題だけを解きまくった。





「んー⋯⋯っ!」



お、終わったあっ⋯⋯。

まだ、解き方がわからなくて飛ばした問題はいくつかあるけど⋯⋯
とりあえず決めていた範囲の問題はすべて解き終えることができた。

冬夜さんの言った通り、わかる問題だけを先に解くと、問題を解くスピードがちょっとだけだけど上がる。

今度のテストで試してみようかな⋯⋯?



「できたか?」

「は、はいっ! できました!」



いつの間にか準備ができていたのか、リビングに私服姿の冬夜さんが現れた。