「やばい!!電車乗り遅れちゃう!彩乃、バイバイ!!」
「、、うん。バイバイ!」
駅が近づいてきて、友達の香歩と別れた。
その途端、背負う荷物の重さが2割増になった気がした。
ポニーテールを揺らして走る後ろ姿が消えてから、私は道を曲がる。
香歩と出会ったのは高校1年生の頃だから、もう1年半、、それ以上か。
香歩も私も帰宅部で、席が前後だったからすぐに仲良くなった。
でも、香歩は私と違って明るくて元気だし、運動部とか入らなくてよかったのかな、、
私は家から高校まで歩いて20分ぐらいで行けるけど、香歩は電車とバスを使うらしい。
自分だったら大変で学校に行く気力を無くしてしまいそう。
家から近い高校に受かって本当に良かった。

