「い、いたいよ、まい……」 わたしのSOSに、キスしてきた張本人……舞の手の力がほんのり緩まる ──が、刹那のうちに見下ろす目は冷たく濁り 「消えろ」 たったひとこと。 わたしの胸に鋭利な言葉がぶっ刺された。 しまいにはなんだ。 ダメ押しの2回目。 トドメのようなキスで黙らせてきやがった。 固まるわたしにイヤミのひとつでも吐き捨てるかとおもったのに、舞はなんにも言わなくて。 結局、最後の最後まで冷たいまま、背を向けその場を立ち去ってしまった。