ケーベのお話 鏡の悪魔

その邪悪な存在は鏡の中に・・・・・。
その日、ある少女が自分の姿を鏡に映した時だった・・。
「助けて・・・」
「誰かが、助けを呼んでいるわね・・・」
私のいる部屋は、鏡しか無かった・・・。
「何処から聞こえてくるのかしら」
すると・・・・。
「何で?助けてくれないの?」
「え?」
鏡の前にもう一人の私が立っていた・・・。
「え?私がいるの?」
「お前を鏡の世界へ送り込む為だああ」
私は怪物に襲われた時のことだった。
「その子に手を出すなあああ」
「バリーーン」
すると、私の前に天使が姿を現した・・・。
「お前は天使族のフーシー?」
「フーシーって馬鹿妖怪の筈よ?確か、ドーナッツのお店でルルアって妖精から火炎放射器で燃やされた事がある変な妖怪の名前よ」
「ぎゃはははは」
私がフーシーという名前の変な妖怪だという噂は色んな世界で広まっていたのを知り驚愕した。
ルルアさんから火炎放射器で燃やされた時は呪いの湖での呪いが原因で妖怪へ豹変していたのだった・・。
しかし、鏡の悪魔は私の話を少女から聞いて大笑いをしていた・・・。
「・・・・・・・・」
化け物にスキが出来たので私は鏡の悪魔を剣で切り付けて一瞬で倒した。
「ギャアあああ」
鏡の悪魔が倒された瞬間、鏡の世界に監禁されていた人たちが私の前に姿を見せた・・。
「助かった・・・」
「良かった・・・」
「ねえ。フーシーさん、此の人たちをもとの世界へ転送してあげて・・」
「私は転送術は使えないんだよ・・・」
すると、水晶を持った女性が姿を見せた・・・。
「私が鏡の悪魔を倒す前に、既に倒されていたのね・・」
「あの・・、すみません」
「どう、されました?天使さん」
「鏡の悪魔に監禁された方達をもとの世界へ送って貰えませんか」
「分かりました・・・」
今回は、私が鏡の悪魔を探す前に、天使族の青年に悪魔が倒されていたので、私は鏡に監禁されていた方達120人を転送術で元の世界へ送る事が仕事になりました。
たしか、あの天使族の青年は、ルルアさんと面識があった気がしますがね・・・。