また、会えたら。

悠「今日の昼の芝居どうだった?俺的には最後
物足りなかったんだけど青羽ちゃんなら
どうする?」

私「私なら小説に書かれてた最後の
シーンしますかね」

悠「小説?そんなのあったの?」

私「ありましたよ!襟に縫い付けてる
名刺を取って破るんですよ」

悠「へー知らんかった」


この人割と台本の話とか私にどうだった?とか
青羽ちゃんならどうする?とか
聞いてくるんだよな〜
そんな何気ない会話も、私は嫌いじゃなかった


そんな事を思っていると悠太郎座長が
慌てて帰り支度を済ませ帰って行った

おそらく今日来ていたから彼女さんの所に
行ったのだろう…


せっかくさっきまで楽しかったのに。



そう思い、ケータイを握りしめた。


あなたの元に帰って来て3年が過ぎた
どれだけ距離が縮まってもその差は
埋まることがない

妻子持ちで彼女持ち、ましてや私より17個上
それはそうだよね、あなたから見れば
ただの子供だ


分かってはいても…辛いなぁ。


この時の私は、まだ知らなかった。
再び、別れの時が近づいている事を…