「ごごごごめんね!冬弥くん!!降りるねっ!!!」
咲夏は爆発しそうなほど顔を真っ赤に染め、弾かれたように身体を離そうとした。しかし、その瞬間、冬弥の大きな両手が咲夏の腰をしっかりとホールドした。
「えええ?!ちょっと、冬弥くんんんん!?」
まさかの拘束に、咲夏の脳内パニックメーターは限界を突破する。どこに手を置けばいいのかも分からず、ただ下にある冬弥の胸元で指先を泳がせた。
すると、下から「ぶふっ!あはっ、あははははは!」と、冬弥がどうしても我慢できないといった様子で、盛大に笑い出した。
あまりにも楽しそうな爆笑っぷりに、咲夏は何が何だか分からなくなり、完全に目が点になる。
冬弥はソファの上で笑いに肩を震わせながら、いたずらが大成功した子どものような声を上げた。
「あ〜面白い! 咲夏はやっぱり、すぐに引っかかるねー」
「え……?」
呆然とする咲夏に、冬弥はクスクス笑いながら楽しげに種明かしを始めた。
「リモコンをわざと遠いところに置いておいたのも、棚に恋愛映画のDVDばかり並べておいたのも、さっきまで寝てたのも、全部嘘だよ♪」
「え?!嘘なの……!?」
咲夏は驚きのあまり、パチパチと瞬きを繰り返す。
「そう。最初からずっと緊張してる咲夏を見てたらさ、なんだか可愛くて、ちょっと意地悪したくなっちゃって。……まぁ、こんな風に押し倒されるのは予想外だったけど」
冬弥はそう言って、自分の真上にいる咲夏の体勢をからかうように、また愛おしそうに目を細めた。
すべての状況を理解した瞬間、咲夏の胸の奥からふつふつと、とてつもない羞恥心と怒りが沸き起こってきた。
「もう!冬弥くん酷いっ!!」
咲夏は顔を真っ赤にして叫び、ようやく腰のホールドが緩んだ隙を見計らって、今度こそドタバタと冬弥の身体から離れて床に座り込んだ。
冬弥は名残惜しそうにしながらも、ゆっくりとソファの上に上半身を起こす。そして、まだ頬を膨らませている咲夏の顔を覗き込み、意地悪な笑みを浮かべた。
「そんなに簡単に引っかかる咲夏が悪いんでしょ?」
(もーやだぁ……!いつも私、冬弥くんの大人な余裕に振り回されてる!悔しい、悔しすぎる〜!)
咲夏はあまりの恥ずかしさに耐えきれず、近くにあったクッションを再びひったくると、そこに顔を完全に埋めて隠した。
そんな彼女の様子を微笑ましく見つめていた冬弥だったが、ふとソファから身を乗り出し、床に丸まっている咲夏のすぐ近くまで顔を寄せた。
「……ねえ、咲夏」
耳元に届いた、低くて少しだけ熱を帯びた声。
咲夏がビクッと肩を震わせると、冬弥は彼女の耳元に唇を寄せるようにして、意地悪く、だけどどこか蠱惑的なトーンで囁いた。
「本当はさ、俺にいつ襲われるか……"期待"、してたんでしょ?」
「きゃーー!!もう!冬弥くんんんっ!?!?」
クッションから顔を弾けさせた咲夏は、耳の先まで真っ赤に染め上げながら、冬弥の胸の真ん中をポンポンと両手で叩いて怒った。
冬弥は「痛い、痛いよ咲夏」と言いながらも、その表情はこれ以上ないほど幸せそうな笑顔に満ちあふれている。
咲夏は爆発しそうなほど顔を真っ赤に染め、弾かれたように身体を離そうとした。しかし、その瞬間、冬弥の大きな両手が咲夏の腰をしっかりとホールドした。
「えええ?!ちょっと、冬弥くんんんん!?」
まさかの拘束に、咲夏の脳内パニックメーターは限界を突破する。どこに手を置けばいいのかも分からず、ただ下にある冬弥の胸元で指先を泳がせた。
すると、下から「ぶふっ!あはっ、あははははは!」と、冬弥がどうしても我慢できないといった様子で、盛大に笑い出した。
あまりにも楽しそうな爆笑っぷりに、咲夏は何が何だか分からなくなり、完全に目が点になる。
冬弥はソファの上で笑いに肩を震わせながら、いたずらが大成功した子どものような声を上げた。
「あ〜面白い! 咲夏はやっぱり、すぐに引っかかるねー」
「え……?」
呆然とする咲夏に、冬弥はクスクス笑いながら楽しげに種明かしを始めた。
「リモコンをわざと遠いところに置いておいたのも、棚に恋愛映画のDVDばかり並べておいたのも、さっきまで寝てたのも、全部嘘だよ♪」
「え?!嘘なの……!?」
咲夏は驚きのあまり、パチパチと瞬きを繰り返す。
「そう。最初からずっと緊張してる咲夏を見てたらさ、なんだか可愛くて、ちょっと意地悪したくなっちゃって。……まぁ、こんな風に押し倒されるのは予想外だったけど」
冬弥はそう言って、自分の真上にいる咲夏の体勢をからかうように、また愛おしそうに目を細めた。
すべての状況を理解した瞬間、咲夏の胸の奥からふつふつと、とてつもない羞恥心と怒りが沸き起こってきた。
「もう!冬弥くん酷いっ!!」
咲夏は顔を真っ赤にして叫び、ようやく腰のホールドが緩んだ隙を見計らって、今度こそドタバタと冬弥の身体から離れて床に座り込んだ。
冬弥は名残惜しそうにしながらも、ゆっくりとソファの上に上半身を起こす。そして、まだ頬を膨らませている咲夏の顔を覗き込み、意地悪な笑みを浮かべた。
「そんなに簡単に引っかかる咲夏が悪いんでしょ?」
(もーやだぁ……!いつも私、冬弥くんの大人な余裕に振り回されてる!悔しい、悔しすぎる〜!)
咲夏はあまりの恥ずかしさに耐えきれず、近くにあったクッションを再びひったくると、そこに顔を完全に埋めて隠した。
そんな彼女の様子を微笑ましく見つめていた冬弥だったが、ふとソファから身を乗り出し、床に丸まっている咲夏のすぐ近くまで顔を寄せた。
「……ねえ、咲夏」
耳元に届いた、低くて少しだけ熱を帯びた声。
咲夏がビクッと肩を震わせると、冬弥は彼女の耳元に唇を寄せるようにして、意地悪く、だけどどこか蠱惑的なトーンで囁いた。
「本当はさ、俺にいつ襲われるか……"期待"、してたんでしょ?」
「きゃーー!!もう!冬弥くんんんっ!?!?」
クッションから顔を弾けさせた咲夏は、耳の先まで真っ赤に染め上げながら、冬弥の胸の真ん中をポンポンと両手で叩いて怒った。
冬弥は「痛い、痛いよ咲夏」と言いながらも、その表情はこれ以上ないほど幸せそうな笑顔に満ちあふれている。



