偽りの姫の手に堕ちた元姫は、最強男子達に寵愛される。

あの食堂の日以来、律くんもお昼ご飯の席に加わった。

あれ以前に感じていた壁はもう感じず、本当に仲良くできていると思う。

『結杏、これ食べる?』

ぎゅっと近付いてきてくれたりするし、何より律くんが可愛くてとても癒されてる。

でも可愛い って言うと拗ねられちゃうから、多分無自覚なのかな?

今日は駆くんは用事があるそうで、少し遅れて来るそう。

朝教室でゆっくりしながら1限目の準備をしていると、スマホがブーブー とバイブ音を鳴らした

…連絡は途絶えてるはずだから、蒼月達ではないはずだけど…

おそるおそる連絡画面を開くと、そこには〘 皇 日向 〙と書かれた人物からのメールだった。

日向くん…?

一体どうしたんだろう…?

〘 今日の放課後、一人でこの場所に来れる? 〙

そこには具体的な道案内がされた場所が書かれていた

わっ…!すごく見やすいっ…!

…あれ、ここって…。

この地図の部屋、なんだか見覚えがあるような…。

気がかりはあったけれど、私は日向くんのメールに従う事にした