君にさよならは言わない

「あーっ!!!お母さん起こしてよ!遅刻するじゃん!!」
時計はもう6時半を指している。いつも7時に家を出るから6時に起きなければいけないのに。
急いで着替えてメイクをしてリビングに向かうとお母さんはご機嫌斜めのようだ。
「起こしてって、いい加減自分で起きなさいよ!もう高校生なんだからぁ!はぁ…ほんとにいつまでそのままでいるの?」
お母さんの小言が始まった。イラついて行ってきますも言わずに家を出る。
友達の花奈と合流して他愛もない話をしながら学校へ向かう。
「ねぇ友香〜〜〜どーすれば友香みたいに彼氏とラブラブでいれるの!?」
「いや、花奈はそもそも彼氏も居ないでしょ?」