ゴマすりガールと会長さま
生徒会の人と活動 第3話
「あ!保科さんっ」
「知り合いッスか?」
「あ、君たちは、メイクの……」
メイクのとは、私が依頼で受けた、何でも屋のことだ。
「ああ!生徒会でのッスね」
一緒に居た日菜ちゃんは手を叩いて納得していた。
「梨々衣さん、良かったッスね!」
「うんっ!」
日菜ちゃんと話をしながら歩いていると、歓声と共に見覚えのある人が前から歩いてきた。
「見て〜!会長よ!」
「今日もかっこいいわ〜!ほんと、目の保養〜」
わぁ、すごい歓声。ほんとに人気者だ。
「やあ、ゴマすりガールとレディ」
「あ、おはようございます……」
日菜ちゃん、会長の前だから、いつもと違う話し方だ。
「……おはようございます。会長」
昨日のことがあって会長の顔をまともに見れないじゃないか!
「ゴマすりガール、目を見て話してはくれないのかい?」
「ムリですっ!それじゃ、また生徒会でぇ〜!」
「……?」
私は日菜ちゃんを連れて会長から逃げてきてしまった。
「梨々衣さんっ、どうしたんすか!」
「えっ、な、なにが?」
「様子が変っスよ?」
私が変なのに気付いた日菜ちゃん。
「き、緊張してるだけだよ!」
私は、慌てて誤魔化した。まさか、私が会長に少し、ドキドキしてるなんて……認めたくなかったから。
「珍しいッスね。でも、あの人気な会長の前だったら緊張しなくもないっスよね」
「そ、そうそう!」
私たちが話してると、また歓声が聞こえてきた
「すごい歓声!こんどはなんスか?」
こんなに歓声がなるのは、限られてる気が……
「あ、いたいた〜!梨々衣ちゃーん!」
「姫香さんっ」
やっぱり!そこらへんの人だと思ったよ。
「どうしてここに?」
「私、梨々衣ちゃんと生徒会のお仕事をしようと思ってね〜」
「あの人、生徒会に居たっけ?」
「何でも屋やってる人でしょ〜。友達が助けてもらったって言ってたけど」
うぅ、みんなからの視線が痛い。でも……こんくらいでへこたれてたらダメだよね!
「分かりました、やりましょう!」
「詳細は会長が話してくれるって。だから、生徒会室に行こ〜」
「はい。」
生徒会室に行く途中もすごい注目を浴びていた
まあ、姫香さんが隣にいるから当たり前か。
「会長〜!梨々衣ちゃん連れてきたよ〜」
「ありがと、花園。それでゴマすりガール」
「は、はい」
何言われるんだ?私が避けてる話でもするために呼んだのか?
「僕たちで脱走した猫を見つけてくれないか?」
猫……?脱走……?
「特徴は黒くて首飾りにミケと書いてあるそうなんだ。他の人は違う仕事をしてるから僕たちで何とかしようってことで。」
私はコクリと頷いた。
「みんなで猫ちゃんを捕まえましょう!」
「って言ってもどこにいるんだろうね?」
「そうですね。でも手分けして探しましょうか」
そうして私たちは手分けして猫ちゃんを探していた。
ここにもいない!もうどこにいるのよ〜!
少し、ここのベンチで休もうかな?そう思ってベンチの方に歩いていると、木の上に猫がいた
猫ちゃんってもしかして……やっぱり〜!
あの子が、ミケちゃんだ!
「ミケちゃ〜ん!こっちにおいで〜」
ミケちゃんはこちらをチラッと見たけれど、無視をして毛づくろいをしている。
ぐぬぬ、そう簡単にはいかないか〜。なら、奥の手だ!そう思って、私は気に登った。
「見て〜!あの子、木に登ってるわ!」
「猫を助けるために登ったのね」
みんなに見られていることなんて気にせずに猫ちゃんを助けるのに夢中だった。
「ミケちゃん、こっちに。」
「みゃ〜」
ミケちゃんはゆっくりとこちらに向かってきた
「……よしよし、いい子だね〜」
ミケちゃんを抱えて動いた時、ピキッというを音がして、私の乗っていた枝が折れた。
「えっ?」
「きゃー!あの子、落ちちゃうわ!」
周りがザワザワとしていた。
やばい、落ちる!でも、ミケちゃんは助けなきゃ!
私は、落ちたはずなのに痛くなく、暖かい温もりを感じた。そして、聞き覚えのある声が聞こえた。
「ふぅ……ほんと、君からは目が離せないね。
ゴマすりガール」
目を開くと、ホッとした表情の会長と泣いている姫香さんがいた。
「梨々衣ちゃん!良かった。」
「姫香さんっ……!」かい温もりを感
会長の腕から降りた後、姫香さんに抱きしめられた。
「良かった、良かったぁ」
泣いている姫香さんにつられて、ポロポロと涙が出てきた。
「う、うう、うわ〜ん」
「よし、よし」
姫香視点
梨々衣ちゃんが落ちそうな時、悠くん見たことない顔してた。
「会長っ!木に登ってる子が……!」
「木に登ってる子?」
「会長!梨々衣ちゃんじゃないかしら?」
「ゴマすりガールが?」
梨々衣ちゃん、猫ちゃんを助けるために木に登ったんだわ。
「心配だから、私たちも行きましょう!」
「うん。」
私たちが着きそうな時に叫び声が聞こえた。
「きゃー!誰か、木に登った子が落ちそうよ!」
「危ない!」
その言葉と同時に悠くんが走った。そのおかげか、梨々衣ちゃんを間一髪、助けることが、出来た。
「ふぅ……ほんと、君からは目が離せないね。
ゴマすりガール」
梨々衣ちゃんをキャッチした後、ホッとした表情をした悠くん。
私もホッとして涙が溢れてきた。気付くと梨々衣ちゃんを抱きしめていた。
「梨々衣ちゃん!良かったぁ」
「姫香さんっ……!」
「良かった、良かったぁ」
「う、うう、うわ〜ん」
「よしよし」
梨々衣ちゃんもポロポロと涙を流していて、私はその頭を優しく撫でた。
梨々衣ちゃん、本当に良かったわ。これからもっと仲を深めていきましょうね。
雨乃さんと……!?
「あの、みっともないところをお見せしました」
「何言ってるのよ!梨々衣ちゃんがいたから……頑張ってくれたから猫ちゃんを助けることが出来たの!」
姫香さんはそう言ってくれたけど、私は恥ずかしさの方が勝っていた。
「そうだけど、ゴマすりガールはもうちょっと危機感を持った方がいいね。見た時は、ヒヤヒヤしたよ。」
はい、ほんとにその通りです。私は何も言えずにただ俯いていた。
すると、ずっと黙って聞いていた雨乃さんが
口を開いた。
「ほんとにそうですよ。助けられても、あなたが怪我をしたらみんな心配するし、迷惑がかかります。」
冷たい口調からして私を認めていないことが伝わってくる。
「すみません」
「まあまあ、無事だったし、大丈夫だよ」
私を慰めるように言った水瀬さん。
「じゃあ、この話は終わり!次の仕事を決めるよ。花の栽培を手伝いに行くのは……雨乃とゴマすりガール!」
花の栽培ね、了解しました……って雨乃さんと〜!?
生徒会の人と活動 第3話
「あ!保科さんっ」
「知り合いッスか?」
「あ、君たちは、メイクの……」
メイクのとは、私が依頼で受けた、何でも屋のことだ。
「ああ!生徒会でのッスね」
一緒に居た日菜ちゃんは手を叩いて納得していた。
「梨々衣さん、良かったッスね!」
「うんっ!」
日菜ちゃんと話をしながら歩いていると、歓声と共に見覚えのある人が前から歩いてきた。
「見て〜!会長よ!」
「今日もかっこいいわ〜!ほんと、目の保養〜」
わぁ、すごい歓声。ほんとに人気者だ。
「やあ、ゴマすりガールとレディ」
「あ、おはようございます……」
日菜ちゃん、会長の前だから、いつもと違う話し方だ。
「……おはようございます。会長」
昨日のことがあって会長の顔をまともに見れないじゃないか!
「ゴマすりガール、目を見て話してはくれないのかい?」
「ムリですっ!それじゃ、また生徒会でぇ〜!」
「……?」
私は日菜ちゃんを連れて会長から逃げてきてしまった。
「梨々衣さんっ、どうしたんすか!」
「えっ、な、なにが?」
「様子が変っスよ?」
私が変なのに気付いた日菜ちゃん。
「き、緊張してるだけだよ!」
私は、慌てて誤魔化した。まさか、私が会長に少し、ドキドキしてるなんて……認めたくなかったから。
「珍しいッスね。でも、あの人気な会長の前だったら緊張しなくもないっスよね」
「そ、そうそう!」
私たちが話してると、また歓声が聞こえてきた
「すごい歓声!こんどはなんスか?」
こんなに歓声がなるのは、限られてる気が……
「あ、いたいた〜!梨々衣ちゃーん!」
「姫香さんっ」
やっぱり!そこらへんの人だと思ったよ。
「どうしてここに?」
「私、梨々衣ちゃんと生徒会のお仕事をしようと思ってね〜」
「あの人、生徒会に居たっけ?」
「何でも屋やってる人でしょ〜。友達が助けてもらったって言ってたけど」
うぅ、みんなからの視線が痛い。でも……こんくらいでへこたれてたらダメだよね!
「分かりました、やりましょう!」
「詳細は会長が話してくれるって。だから、生徒会室に行こ〜」
「はい。」
生徒会室に行く途中もすごい注目を浴びていた
まあ、姫香さんが隣にいるから当たり前か。
「会長〜!梨々衣ちゃん連れてきたよ〜」
「ありがと、花園。それでゴマすりガール」
「は、はい」
何言われるんだ?私が避けてる話でもするために呼んだのか?
「僕たちで脱走した猫を見つけてくれないか?」
猫……?脱走……?
「特徴は黒くて首飾りにミケと書いてあるそうなんだ。他の人は違う仕事をしてるから僕たちで何とかしようってことで。」
私はコクリと頷いた。
「みんなで猫ちゃんを捕まえましょう!」
「って言ってもどこにいるんだろうね?」
「そうですね。でも手分けして探しましょうか」
そうして私たちは手分けして猫ちゃんを探していた。
ここにもいない!もうどこにいるのよ〜!
少し、ここのベンチで休もうかな?そう思ってベンチの方に歩いていると、木の上に猫がいた
猫ちゃんってもしかして……やっぱり〜!
あの子が、ミケちゃんだ!
「ミケちゃ〜ん!こっちにおいで〜」
ミケちゃんはこちらをチラッと見たけれど、無視をして毛づくろいをしている。
ぐぬぬ、そう簡単にはいかないか〜。なら、奥の手だ!そう思って、私は気に登った。
「見て〜!あの子、木に登ってるわ!」
「猫を助けるために登ったのね」
みんなに見られていることなんて気にせずに猫ちゃんを助けるのに夢中だった。
「ミケちゃん、こっちに。」
「みゃ〜」
ミケちゃんはゆっくりとこちらに向かってきた
「……よしよし、いい子だね〜」
ミケちゃんを抱えて動いた時、ピキッというを音がして、私の乗っていた枝が折れた。
「えっ?」
「きゃー!あの子、落ちちゃうわ!」
周りがザワザワとしていた。
やばい、落ちる!でも、ミケちゃんは助けなきゃ!
私は、落ちたはずなのに痛くなく、暖かい温もりを感じた。そして、聞き覚えのある声が聞こえた。
「ふぅ……ほんと、君からは目が離せないね。
ゴマすりガール」
目を開くと、ホッとした表情の会長と泣いている姫香さんがいた。
「梨々衣ちゃん!良かった。」
「姫香さんっ……!」かい温もりを感
会長の腕から降りた後、姫香さんに抱きしめられた。
「良かった、良かったぁ」
泣いている姫香さんにつられて、ポロポロと涙が出てきた。
「う、うう、うわ〜ん」
「よし、よし」
姫香視点
梨々衣ちゃんが落ちそうな時、悠くん見たことない顔してた。
「会長っ!木に登ってる子が……!」
「木に登ってる子?」
「会長!梨々衣ちゃんじゃないかしら?」
「ゴマすりガールが?」
梨々衣ちゃん、猫ちゃんを助けるために木に登ったんだわ。
「心配だから、私たちも行きましょう!」
「うん。」
私たちが着きそうな時に叫び声が聞こえた。
「きゃー!誰か、木に登った子が落ちそうよ!」
「危ない!」
その言葉と同時に悠くんが走った。そのおかげか、梨々衣ちゃんを間一髪、助けることが、出来た。
「ふぅ……ほんと、君からは目が離せないね。
ゴマすりガール」
梨々衣ちゃんをキャッチした後、ホッとした表情をした悠くん。
私もホッとして涙が溢れてきた。気付くと梨々衣ちゃんを抱きしめていた。
「梨々衣ちゃん!良かったぁ」
「姫香さんっ……!」
「良かった、良かったぁ」
「う、うう、うわ〜ん」
「よしよし」
梨々衣ちゃんもポロポロと涙を流していて、私はその頭を優しく撫でた。
梨々衣ちゃん、本当に良かったわ。これからもっと仲を深めていきましょうね。
雨乃さんと……!?
「あの、みっともないところをお見せしました」
「何言ってるのよ!梨々衣ちゃんがいたから……頑張ってくれたから猫ちゃんを助けることが出来たの!」
姫香さんはそう言ってくれたけど、私は恥ずかしさの方が勝っていた。
「そうだけど、ゴマすりガールはもうちょっと危機感を持った方がいいね。見た時は、ヒヤヒヤしたよ。」
はい、ほんとにその通りです。私は何も言えずにただ俯いていた。
すると、ずっと黙って聞いていた雨乃さんが
口を開いた。
「ほんとにそうですよ。助けられても、あなたが怪我をしたらみんな心配するし、迷惑がかかります。」
冷たい口調からして私を認めていないことが伝わってくる。
「すみません」
「まあまあ、無事だったし、大丈夫だよ」
私を慰めるように言った水瀬さん。
「じゃあ、この話は終わり!次の仕事を決めるよ。花の栽培を手伝いに行くのは……雨乃とゴマすりガール!」
花の栽培ね、了解しました……って雨乃さんと〜!?
