荒品明星。
悪名高き精神科医。
治療成功率はトップで、精神科医になるために生まれてきたような男。だが……人柄に問題があると、警戒されていた。
私、飯沼兎々子は…そんな、屑で人間失格な精神科医の…助手になってしまった………!!??
広い3階建て4棟の病院。
小児科、歯科、整形外科、外科………ほとんどすべての医療の達人が揃う、都内屈指の巨大総合病院。江東区に建つその病院は……飛鳥総合病院という。
私の勤める病院だ。
「ねぇ、ねぇ、兎々子ちゃん!!」
後ろから声をかけられて振り返ると………噂好きの看護師の先輩が立っていた。
少しばかりふくよかな身体は、優しいママのような印象を与える。
「どうかしましたか?」
「其れがねぇ!!さっきね!!院長付きの秘書のイケメン君が来て!!兎々子ちゃんに、すぐに院長室に来てって伝えてって!!」
「………はい?」
其れはつまり…呼び出しだった。
(えぇ…!?解雇とか言われたらどうしよう!?)
先輩の肩を持ち、無意識のうちに揺する。
「他には!?他には何か言っていませんでしたか!?」
「えぇ……そうねぇ……ぁ゙、そうだ、知ってる?産婦人科の永野先生がねぇ……」
「其れは今良いです!!」
此の儘では先輩看護師……名を露野の話が終わらないので、結局、さっさと院長室に向かうことにしたのだった。
(永野先生の話は、後でちゃんと聞こう。)
そう思って歩き始めると………小児科の棟を通る際に、鳴き声が聞こえた。
「あぁぁあ!!
悪名高き精神科医。
治療成功率はトップで、精神科医になるために生まれてきたような男。だが……人柄に問題があると、警戒されていた。
私、飯沼兎々子は…そんな、屑で人間失格な精神科医の…助手になってしまった………!!??
広い3階建て4棟の病院。
小児科、歯科、整形外科、外科………ほとんどすべての医療の達人が揃う、都内屈指の巨大総合病院。江東区に建つその病院は……飛鳥総合病院という。
私の勤める病院だ。
「ねぇ、ねぇ、兎々子ちゃん!!」
後ろから声をかけられて振り返ると………噂好きの看護師の先輩が立っていた。
少しばかりふくよかな身体は、優しいママのような印象を与える。
「どうかしましたか?」
「其れがねぇ!!さっきね!!院長付きの秘書のイケメン君が来て!!兎々子ちゃんに、すぐに院長室に来てって伝えてって!!」
「………はい?」
其れはつまり…呼び出しだった。
(えぇ…!?解雇とか言われたらどうしよう!?)
先輩の肩を持ち、無意識のうちに揺する。
「他には!?他には何か言っていませんでしたか!?」
「えぇ……そうねぇ……ぁ゙、そうだ、知ってる?産婦人科の永野先生がねぇ……」
「其れは今良いです!!」
此の儘では先輩看護師……名を露野の話が終わらないので、結局、さっさと院長室に向かうことにしたのだった。
(永野先生の話は、後でちゃんと聞こう。)
そう思って歩き始めると………小児科の棟を通る際に、鳴き声が聞こえた。
「あぁぁあ!!
