もうこれ以上、すきにさせないで。


どこからどうみたってブランド物でしかない。


「こんなの着れません。」


彼はキョトンとした顔をする。


「だってどう考えてもわたしが払える額のシャツじゃないですもん。」


彼は面白げに笑った。


「本気で金払おうとしてたんだな。」


なにがそんなに可笑しいのよ。


「じゃあ金で払わなくっていいからさ、」

「?……んっ、!」


そう言うと彼はわたしに噛み付くように口付けをする。


「君のカラダで払ってよ。」


彼はまたわたしにキスしようとする。

わたしは彼の胸板を手で止めるけど、


「だめですってば、…⁠んぅ……っ…」


そんな抵抗も虚しく破られてしまう。


2度も襲われかけて、男の人なんて怖いはずなのに…

こんなにもキスが気持ちいいだなんて。