もうこれ以上、すきにさせないで。



でも、わたしはそんな自分が大嫌いだ。



劣悪な家庭環境で育ち、恵まれない人間関係。



どれほど可愛くても、結局人間は自分の私利私欲の材料でしかない。



「西宮。これ。」



担任に廊下で呼び止められた。


受け取ったのは1枚の茶封筒。