そしてなにより、 夕暮れ時で路地裏なため、暗くぼやけてしか見えないけど、とても綺麗で整った顔立ちをしていた。 初めて男の人をみて、ただただかっこいいと思ってしまった。 「だ、大丈夫です……。」 わたしはいまの自分の状況に、はっとして即座に自分の胸元を隠す。 「そ。そっちは?」 目の前の彼はぶっきらぼうに返事して、わたしを見ないように凛の方に顔を向けた。 男の目の先には凛の目を塞ぎ、この光景を見せないようにしている長髪の髪をひとつに縛っている切れ長な目をした男の人がいた。