もうこれ以上、すきにさせないで。


「……お母さん?」


夜中の0時を過ぎても母が帰ってこなかった。


それだけでなく、部屋のあちこちに貼っていたはずの写真が全て剥がされている。

辺りを見渡しても母の面影のあるものは全て消えていた。


そして、その日の朝に家の呼び鈴が鳴った。


聞こえてきた声は、


「西宮さん!育児放棄の疑いがあると通報を受け、訪問しに来たのですが、いらっしゃいませんか?」