あれは、痛かったよ!(怒気)

 今日は、すぐにカッとなるけど手は上げないケータイ小説作家(架空の人物)のところに来た。
 僕が、勝手に、なかなかカッコイイと認めている人物だ。
 ケータイ小説作家は訊いた。
 「のの、今日、落ち込んでる?生活保護が通らないからか?」
 「いや、それではないよ」
僕が、そう言うと、ケータイ小説作家は、じゃあ何だ?と重ねた。
「.....やっぱり、今までは、中学時代の男子たちや、両親に、死ねって言われていたの、あいつらは、ザコだから大丈夫って必死に言い聞かせていたけど、痛かったなって」
 ケータイ小説作家は、少し考えてから言った。
「それは、そうだろう」
「なんで痛くないって僕は思おうとしたんだろう」
ケータイ小説作家は、ため息を吐いたあと、つぶやいた。
 「痛いって認めたら崩れそうだったからだよ」
認めたくない事実に、僕は目をそらしそうになった。
 「今も、あまり積極的に、痛いなんて認めてないよ」
 僕の声には怒気が含まれていた。