恋煩い

 学校の校門は今日はまだ閉まっていた。

仕方なく待つ事にする。

まだかなー。

そんなことを思ってぼーっと立っていると、不意に後ろからリュックを押されるようにバシッと叩かれた。

「わっ!?」

だれ?!びっくりして振り返ろうとしたが、すぐ
にわかった。

横を通り過ぎる男子の姿。

少しニヤついている伊藤くんが歩いていた。

絶対そうだ。

どういう意味?突然すぎて訳がわからなかった。

きっといたずら好きなんだろう。

やっぱり、普段から目立っているということはそういうちょっと変なことも平気でできるんだな。

勝手に考えていた。

でも、いつも遅刻ギリギリの時間できているの
に、なんで今日はこんなに朝早くからきているん
だろう。あとで聞いてみようかな。

いや、でも

「そんなのお前に関係なくね?」って一蹴させら

れちゃうかも。

でも、ちょっと気になって聞いて見ただけ、って感じでいけば問題ないのかも?

まもなく、校門があき、私は下駄箱へ行き、クラ
スに入る。

そして自分の席につく。

新しい席がまだなれない。

もう時期、伊藤くんもくるだろう。

え、なんか気まずくならない?