恋煩い

 やがて給食の時間も終わり、昼休みになった。

彼は、いつも一緒にいる友達のところに行った。

自然と目が追ってしまう。

見ようと意識しているわけではないのに、気づいたら目は伊藤くんを捉えていた。

伊藤くんが声がでかくて、背も高いからだろう。

そう信じたかった。

今日は色々と変だ。

午後の授業も終わり、学校を出てバス停に向か
う。

その途中、私の目はまた捉えてしまった。

伊藤くんを。

こんな自分に呆れる。

まるでストーカーじゃん。

伊藤くんは朝、いつも私がバス停から歩いている道を歩いて、しばらくしたら左に曲がって行った。

伊藤くんの家は向こうの方なんだ。

ってやば、私、なにずっと見てるんだろう。