救ってくれたのは女嫌いなイケメン御曹司でした


「そんなお兄ちゃんが昔作ってくれたフレンチトーストに味が似てて」



冬夜君は真っ直ぐな瞳で私の話を静かに聞いている



「後、久々に人の温もりを感じて、、お兄ちゃんの姿が重なって、、」



私は申し訳なさから俯いて黙り込んだ

あんなに泣いて困らせて迷惑かけちゃったな、、

そんな私の心を彼は見透かしたのか


「別に迷惑だなんて思ってないよ」



私は、えっ、?というような顔をした


「泣きたい時は泣けよ、無理して笑う必要なんてない。少なくとも俺の前では」


ああ、冬夜君は旭そっくりだ

昔旭にもそう言われたな