蓮は周囲の視線なんて気にも留めず、まっすぐ陽菜先輩のいるカウンターへと歩いていく。
「あ、蓮……! どうしたの、わざわざ上の学年のフロアまで……」
陽菜先輩が慌てて立ち上がると、蓮はふわりと意地悪そうに微笑んだ。
「どうしたのって、陽菜に会いに来たに決まってるじゃん。これ、次のテスト範囲の数学のノート」
「あ、ありがとう……!」
ノートを差し出す蓮の指先が、陽菜先輩の手に一瞬だけ触れる。
陽菜先輩の顔が、一瞬でトマトみたいに真っ赤になった。
(待って……陽菜先輩、あの蓮を呼び捨てにしてる!? もしかして、ただの先輩後輩じゃないの……!?)
私は興奮で震える手を、必死に机の下で握りしめた。
「あ、蓮……! どうしたの、わざわざ上の学年のフロアまで……」
陽菜先輩が慌てて立ち上がると、蓮はふわりと意地悪そうに微笑んだ。
「どうしたのって、陽菜に会いに来たに決まってるじゃん。これ、次のテスト範囲の数学のノート」
「あ、ありがとう……!」
ノートを差し出す蓮の指先が、陽菜先輩の手に一瞬だけ触れる。
陽菜先輩の顔が、一瞬でトマトみたいに真っ赤になった。
(待って……陽菜先輩、あの蓮を呼び捨てにしてる!? もしかして、ただの先輩後輩じゃないの……!?)
私は興奮で震える手を、必死に机の下で握りしめた。
