それから数日、抑制剤の注射が効き俺のヒートは落ち着いた 体調も回復し休みがちだった授業も通常通り出た ただ、違うのはあの日以来羽玖が学校に来てない 俺から突き放したんだ 来る訳ない なのに会いたいと思うのは我儘過ぎる 「翠惺、次視聴覚室だよ」 「あ……うん」 「まだ調子悪い?」 「いや、大丈夫………凪斗」 「ん?」 「う……羽玖から何か連絡あった?」 俺には何も無くてももしかして凪斗には何か連絡してるかも 再会してからしつこいくらい向こうから来てたのにぱったり無くなると不安になる