「体調悪そうだけど?」
「ただのヒート」
「お前オメガ?の割にはフェロモン出てねぇな」
「番居るんで」
「番居るなら番に言えよ」
言えないから男漁りしてるっての
「まぁ、いいや。来いよ」
「セックスしてくれる?」
「しねぇよ」
お兄さんに手を引かれて向かったのは
「あ!!翠惺くん」
「凪斗…のお兄さん」
まさかの凪斗のお兄さんのバーだった
「ちょっと奥の部屋使うぞ」
「何するの?」
「こいつ寝かす」
言われるがまま奥のVIPと書かれた個室に連れ込まれ
「抑制剤は飲んだか?」
「いや……吐いちゃって」
「拒絶反応出てんのかよ。番に連絡は?」
「してない……もう会わないから」
「………はぁ」
ピアスのお兄さんはため息をついて俺から離れた



