これで良い……
そう思うのに
「な……んで」
どうして俺は泣いているんだろう
寂しい…
今すぐ抱き締めて欲しい…
「羽玖……」
羽玖のことを考えるだけで身体が熱い
「おかえり〜……翠惺!?」
「ごめん……薬…取って…」
「発情期か!!ちょっと待ってろ」
寮に着く頃には発情のせいで熱っぽくだるい
抑制薬飲んで寝てればいつも通り……
「ほら、薬」
「ありがと……うっ…ゲホッ」
「大丈夫か!?」
薬が……飲めない
薬を含むだけで気持ち悪い
飲まなきゃ発情期中苦しむことになる
だけど身体が拒絶反応を起こしている
これが番が傍に居ないオメガの症状
とうとう発病してしまった



