話を聞けば凪斗だって俺が羽玖を求めたくない理由を理解してくれると思った
父親はアルファで母親はオメガ
幼い頃から母は父が居ないと生きていけないほど依存して
何をするにも父に確認
自分の食事でさえ父に確認しないと食べられないほどだ
そんな母に対し父は支配欲が満たされるのか泣いて縋る母を笑っていた
そんな親の姿を見て育ったからアルファに依存したくない
1人で生きて行きたい
だけど発情期だけはどうにもならない
だから番になってくれるのなら誰でも良かった
そうすれば発情期に影響するのは番のアルファだけ
そのアルファから離れてさえしまえば誰にも迷惑かけなくて済むと思った
だから俺は羽玖とは居られない



