「………シャワー浴びたら帰れ。二度と来るな」
「翠……俺本気だよ」
「お前のは恋愛感情じゃねぇよ。番になったことへの責任感と罪悪感だ」
「ちが……」
「番にさせたのは俺の責任であってお前は何も悪くない」
「翠惺……」
「誰でも良かったんだ。番になってくれれば。番さえ出来れば普通の人になれると思ったから」
結局俺は誰かの温もりを求めないと生きていけない身体
名前も知らない奴に抱かれた時に言われた「子供産むためだけの存在」
本当にその通り
穢れた存在なんだ
「そもそもお前は勉強で忙しいだろ。家の病院継ぐんだから」
「そんなの翠惺より大事な訳」
「お前には一生分からない。アルファとして生まれ人生イージーなお前には」



