羽玖の手は止まらず俺に触れる
くそっ……
ムカつく
優しさなんて無い
本能のまま俺を貪るように求めてくるのに気持ち良いなんて
もっと、もっと
羽玖が欲しい
「濡れてるけど」
「うるせぇ」
「このまま妊娠すれば翠惺は俺から逃げない?」
「ふざけんな」
妊娠してもお前とは離れる
絶対にだ
「素直になればいいのに。俺だけで良い」
「あっ…はぁ…」
「俺の何が不満?」
もう快楽で思考が停止し始め反論出来なくなってきた
別に不満なんてねぇよ
ただ、俺が怖いだけなんだ
「羽玖っ……羽玖」
「翠……締り過ぎ」
「あぁっ」
俺と一緒になったらお前を幸せにしてやれねぇから



