「だから困ってねぇ。帰れ」
「俺が傍に居るから」
「だからっ……っ」
急に引っ張られベッドへと押し倒される
「退けよ」
「翠惺」
「自分の番が男相手にしてんのが嫌なんだろ」
「違う」
「お前とはもう関わらねぇ」
「違う!!」
馬鹿みたいな強さで腕を握られ動こうにも動けない
いってぇ……
痛みで歪む俺の顔を見て泣きそうな顔をする羽玖
何でお前が泣きそうなんだよ
「もういい」
「は?……んんっ」
また噛み付くようなキス
荒々しいのに身体は意思とは異なりこいつを求めようとする
このままめちゃくちゃに抱かれたいと願ってしまう
こいつの出すフェロモンに抗えなくなる



