君との最後の約束


2016年 夏

私は上京し、家賃月8万円のワンルームマンションに住んでいる。
棚には蓮斗さんとの写真を飾った。

これから辛い事もたくさんあるだろう。
でもその度にこの写真を見て踏ん張るんだ。
そう決めた。

蓮斗さんを裏切って夢を選んだからには
絶対に中途半端で終わらせない。
必ずやり切って、地元に帰る。


今日は歌舞伎町の某有名店にて面接。

面接官のおじさんが私に聞いてきた。
「どうして歌舞伎町に来たのですか?」

「夢を叶えたくて来ました。私の夢は
歌舞伎町のキャバクラでNo.1をとることです。
そのために色んなものを捨ててきました。」

「分かりました。採用です。」

ここから私の歌舞伎町キャバクラライフがはじまる。