「本当に大好きだった。 もっと優しくしてあげればよかった。 酷い男でごめんな。 今までありがとう。」 蓮斗さんに泣きながら言われた。 優しかったよ蓮斗さんはいつも。 酷い男なんかじゃない。 酷いのは私の方だ。 「私も本当に大好きだった。 今でも大好き。初恋だった。 私のわがままで傷つけて本当にごめんなさい」 そう言って私は蓮斗さんと過ごした家を出た。 この日は涙が止まることはなかった。