「私ね、やっぱり夢を叶えたいの。
どうしても東京に行きたい。
だけど蓮斗さんとは別れたくなくて悩んでて…」
「…」
「夢ってキャバ嬢でしょ?」
「うん、どうしても東京で挑戦したい。
自分勝手でごめん、私が蓮斗さん好きになったのに」
「俺は遠距離は無理。もうこれは決定なの?」
「…うん、ごめん……。」
蓮斗さんはずっと下を向いていた。
涙目になっていて今にも泣きそうな蓮斗さんが
私の方を見る。
こんな蓮斗さんの顔みるの、はじめてだな…。
「仕方ないよな、別れよう」
私は涙が止まらなくなった。
蓮斗さんも、私にバレないように泣いていた。
私のわがままで、本当にごめんなさい。
