「乃花ちゃん、おめでとう!」
「柊木さん、すごい!おめでとう!」
パチパチパチ、と手を叩く音と乃花への祝福の言葉で教室があふれる。
私も微笑みながら拍手をした。
そして祝福の言葉を口にだす。
「乃花、おめでとう」
と。
「みんなっ…ありがとうっ!」
乃花はみんなの囲まれながら可愛らしく笑って、感謝の気持ちをみんなに伝える。
私・美乃井 日奈(みのい ひな)。中学2年生。
私の幼馴染の柊木 乃花(ひいらぎ のか)。私の同級生。
まず私と乃花はまったく違う。
そう、違う。
乃花は色素が薄い髪色で、ボブ。
それに比べて、私は焦げてるみたいな焦げ茶色の髪色で、髪がお尻くらいまである。
そもそも生まれ持った才能が違う。
乃花はたくさんの賞をとっていて、



