「もしかして、もう決まってた?」と海斗に顔を覗き込まれて、
「ううん、決まってないけど…」と言うと、
「じゃあ決まり!」とまた眩しい笑顔が返ってくる。
「オレと、蒼太と慎とサラちゃんと咲桜、絶対楽しいよ!」
「そうだね、楽しみだね」と返したけど大丈夫かなと心配になっていた。
「咲桜ちゃんよかったね!」と私の耳元でサラちゃんが囁く
「大丈夫かな…」
「咲桜、オレ今日個人面談」
「そうなんだ、頑張って。」
優秀だからなにも注意されなそうでいいな〜。
「一緒に帰れなくて寂しいけど…」と寂しそうにしている。
「待ってようか?」
「え!?いいの!?」と目をキラキラと輝かせながら言う。
普段はしっかりモノなのに、やっぱり末っ子気質。
「あ!今日ね、夢ちゃんのとこ行こうと思ってたの!
今月の新商品のケーキ食べにきてって言ってくれて!」
「じゃあ、そこで待ち合わせしよう!オレ4時から面談だから17時には行けると思うよ!」
「そうする!海斗と待ち合わせなんて初めてじゃない?」
「そうだな?いつも家の前集合だもんな、なんかデートみたいでいいね。」と天然たらし発言。
はあ、無意識にこういうこと言えちゃうんだから…。


