🌸さくらのねがい🌸



「もしかして、もう決まってた?」と海斗に顔を覗き込まれて、


「ううん、決まってないけど…」と言うと、


「じゃあ決まり!」とまた眩しい笑顔が返ってくる。



「オレと、蒼太と慎とサラちゃんと咲桜、絶対楽しいよ!」


「そうだね、楽しみだね」と返したけど大丈夫かなと心配になっていた。



「咲桜ちゃんよかったね!」と私の耳元でサラちゃんが囁く

「大丈夫かな…」




「咲桜、オレ今日個人面談」


「そうなんだ、頑張って。」



優秀だからなにも注意されなそうでいいな〜。



「一緒に帰れなくて寂しいけど…」と寂しそうにしている。


「待ってようか?」


「え!?いいの!?」と目をキラキラと輝かせながら言う。



普段はしっかりモノなのに、やっぱり末っ子気質。




「あ!今日ね、夢ちゃんのとこ行こうと思ってたの!
今月の新商品のケーキ食べにきてって言ってくれて!」


「じゃあ、そこで待ち合わせしよう!オレ4時から面談だから17時には行けると思うよ!」


「そうする!海斗と待ち合わせなんて初めてじゃない?」


「そうだな?いつも家の前集合だもんな、なんかデートみたいでいいね。」と天然たらし発言。




はあ、無意識にこういうこと言えちゃうんだから…。