二者面談が終わり教室へ荷物をとりに戻るとまだ慎ちゃんが居た。 「ごめんね、わたしの面談長くて。先生忙しいのに。」 「やっぱり咲桜と帰ろうかな〜?」 「え?」 「タカちゃんまだ残業すんだってー。 俺、今駅前のマンション住んでんの。」 「え!?あのタワマン!?」 「そーそー。最上階、すごいっしょ?親の持ちもんだけど」 と笑いながら言う。 さすがお金持ち…。 「咲桜んち帰り道だからさ、一緒に帰ろ〜」 私の返事を待たずに無理矢理手を引かれた。