「またサラちゃん泣かせちゃった。」 バスに揺られながら話すのは初めて。いつも私はバスに乗ると外をみてしまうから。 「咲希ちゃんと私、顔も性格もまったく違う、 サラちゃんは私と咲希ちゃんが一緒だと思ったことない もう咲希ちゃんの真似するの辞めてって言われちゃった。」 「サラちゃん苦しそうな顔してたんだ。だから私も少しずつ前に進もうと思って。」 「可愛いよ。ありのままの咲桜がいちばん。」そう言って彼は私の髪を撫でる。 ドキドキドキドキと私の胸の鼓動が聞こえてしまいそう。