小さく頷きながら食べる灯里に「次はトロピカルフルーツのタルトだろう?」と尋ねる翡翠。
「なんでわかったの!?」
灯里は次に食べようとしていた方を当てられて驚く。
灯里を見て翡翠がにこっと笑う。
「灯里はジューシーなフルーツが乗っていると目が輝く」
「そういえば、そうかも!」
ツヤツヤとした瑞々しい果肉が乗ったスィーツはまるで宝石のようで、見るとテンションが上がるのだ。
トロピカルフルーツのタルトは小さいので、手で持って一口かじる。
(マンゴーのとろりとした濃厚な甘さ、パイナップルの酸味の効いた甘さどちらも美味しい~酸味のあるクリームとの相性も抜群!)
最後のゼリーは、水色のサイダーと白いミルクが二層になっていて、見た目も涼しげだ。
(一匙口に含むと、サイダーが舌の上で弾けてミルクの層が優しく包み込む~なんだか懐かしい味)
すべて食べ終えた灯里はブレンドティーの入ったグラスを煽る。
「ごちそうさまでした……最高に美味しかったです」



