続・スィーツしか見てなかったら天才イケメンパティシエに愛された


種類が沢山あるが、ひとつひとつがとても小さく作られているので、全部食べても大した量にはならないだろう。

(お人形用のおままごとみたいでかわいい)

「いただきます!」

灯里はまずセイボリー(塩気のある軽食)のサンドイッチを手に取ってぱくりと食べた。

(旬の野菜って素材そのものが美味しいから、岩塩だけのシンプルな味付けがぴったり! ベーコンの脂と旨味が絡み合って最高!)

次はカナッペ。
バジルの緑とトマトの赤が鮮やかだ。一口サイズなので食べやすい。

(ああ、トマトとバジルってなんでこんなに相性良いんだろ~! 刻んだオリーブの塩気が夏にぴったり)

セイボリーを食べ終えた灯里は、アイスブレンドティーで喉を潤す。
その間に翡翠が皿にスコーンを載せて用意してくれていた。
硬めのスコーンを二つに割り、クロテッドクリームとマーマレードジャムを塗る。

「ん~~、幸せすぎる」

続いてレモンとココナッツのスコーン。

(レモンの酸味がさっぱりしていて美味しい~ココナッツの自然な甘みが効いてるから、これは何もつけなくて正解!)