隣の人は人気者⁉︎

「終わったね。次は1on1だよ。2年生と戦ってもらいます。ボールは1年から。ボールを取られたら負けで2年に一点ね。ただし、ゴールに入れたら1点ね」

「えっ、急に?」「うそ」

驚く声が聞こえてくる。

「紗奈楽しみだね」

「うん。うちも楽しみ」

「静かに。それじゃあ花ちゃんからね」

「は、はい」

花ちゃんは背が低い。

始まった。

ボールの扱いが下手。

でも人の間の抜け方が上手だな。

……

あっという間に私の番にこの2年生はとても上手。

気を抜かないようにしなきゃな。

ピー。

笛の合図で始まった。

バンバン、ドン。

一歩目を踏み込む、振りをして反対側から抜ける。

ついてきてない。

シュッ。

入った。

周りを見ると驚いた顔をされた。

攻め方を変えながら、シュッシュッシュッと入れる。

自分でも上出来だと思う。

最後。

横に抜け……る振りをしてシュートを打つ。

3ポイントシュート。

リングに触れずに気持ちよく決まった。

戻るとみんなが驚いた顔をして私を見てくる。

なんかおかしなことしたかな?

「紗奈どうしたの?」

「菜々がうますぎて」

「そんなことないってば」

「謙遜しちゃっててもう」

「そんなに?」

「当たっり前」

「ありがとう」

「次ー紗奈ちゃん」

「はい」

ピー

わっ、紗奈も上手!

あっ、ボール取られたけど、次にいかしてる。

だからこそ、紗奈も上手なんだよ。

結果は9点で私に次いで2位。

「明日の部活で結果を貼っておきます。解散」