【完結】☆SSSクラスのわがまま王子様☆超エリート男子たちの専属お世話係になりました☆

二学期の終業式が終わった直後の、1年A組の教室。

「はいっ、じゃあ今日のホームルームはここまで! みんな、良いお年をー!」

担任の先生の言葉を合図に、私はものすごいスピードでスクールバッグに筆箱やプリントを詰め込んでいた。
とにかく早く、一秒でも早くこの学園から離れなきゃ。

『あー、あー、テステス。えっと、本日のクリスマス・プロムに参加する生徒は、速やかに大講堂へ移動してね。……遅刻した子は、お仕置きしちゃうから覚悟するように』

スピーカーから流れてきたのは、全女子を虜にする蓮先輩の甘い校内放送だ。
とたんに教室中の女子たちが「きゃああっ! 蓮様ー!」と色めき立つ。

その騒ぎに紛れて、私は逃げるように席を立ち上がった。

「あれっ、陽菜ちゃん帰るの? プロム行かないの!?」

「そうだよ! トップ3たちとすっごく仲いいじゃん。もったいない!」