其れは血潮で、空の色に似ていた。見た時顧みて苦しい流れは最大脅威ともなり、泣いた涙も血潮にしか見えなかった。紅音空ー?
死んだ紅音空は美しく笑顔に見え、やっと死ねたと、掠れた声で凪いだ。思うの。もう美しい光景は要らないと。あたしは要らない。凍った血の美貌だけがあたしの悔悟として更に崩れた。泣くわ。茜空を殺したのは延と言う男で、氷華に触れたかと言うつもりだったそうだ。
紅音空は最期、笑っていて消された。いた事すら、消されたそうだ。
この世には要らないヒトがいているヒトが美しく見えるのね。ハハ。氷華ー!連れて行って、そう、墓夢を三日見せて下さい。そして、あたしを、ミタマもろとも消し去って下さい。
帰った氷華は愕然とした。おい、紅音空を殺したのは氷華、貴女の所為だったそうだなー?延の使いがいてそうだし抜かれ勿論違う。氷華は寒気がした。あんな何も殺して来ない女は相手だと想っていた。と言うより、何に変えても護ると決めていた一人だけの相手だった。
心奥を見抜く。笑った顔の紅音空と血潮。待って、氷華の所に行くのかー?そう言って立ち向かい死んだ紅音空がいた。片目を瞑り、下らない切れ端を持って、立ち向かっていた。苦しい。今日で終わりにしよう。
私です。私が紅音空を、殺しました。
しかし、証拠が実は無いんです。もう一人の延の使いが言った。紅音空は、消えていていないんです。だから、匿っているのなら教えて戴きたいそれだけです。
消えたー?更に見抜いた。本当に何故か、紅音空は消えた。ガタッと倒れた氷華は、一度しか使えない魔法を一つ使った。紅音空を、追うー。
茜空の赤毛
紅音空は、追うと言っても実際消えて仕舞ったからもういない。だったら何があったか不可能を超えて彼女を救う迄だ。例え永遠に死後時空になったとしても構わない。可愛い紅音空、赤毛は硬く、凄く痛んでいたっけ。目が綺麗に灰色で、彼女だけのエデンがあったって良かった。そう、苦しみが似合わないヒトだった。
思えば、紅音空との思い出ばかりがあった。紅音空の赤毛が、一番叶わない願いを湛えていた。氷華が振り向くと、泣いて、神がいたよ!戻れなくなったから、後で、そう、殺してー。
はっとした氷華。目の前には嘗ていた筈の紅音空の眠り姿が見えた。紅音空ー!抱き止め涙を流し、さよならが来た。紅音空は、氷華を見た十五年前に死が決定していた。永遠に俺は他の女など見ないからな紅音空。この碓氷、この世の人生氷華を最期に終わらせて戴くー!
おいたが過ぎたね紅音空。殺したのは僕だった。閻魔大王だよー!
碓氷を見て良いのは、この僕だけだった物でねー。罪は重い。百万年、消えるんだよ。
待って!碓氷が走って来た。氷華は、延の使いに殺された。良いんだ、閻魔大王!紅音空と結ばれたいんだ!
何だい碓氷。碓氷は遍く美貌を称え高い背丈の華奢な神格を懐き語る。地獄の苦しみを掻き消す様に、涙も枯れていた。閻魔大王は、僕と其れどっちが良いのよと笑った。
早く君には逢いたくてね、碓氷。僕は紅音空より遥かに君だ。少し急かさせて貰った。
心残りはー?一切如何ありませんー!泣いた。氷華と言う女神がいた。
過去磁場で結構。俺は最早碓氷ー、紅音空と結ばれる為にいるんですー!
僕だよ!
閻魔大王の遣いー!!閻魔大王は怒って荒げて言った。
眠り花を降らされた碓氷は眠った。
もう、誰も邪魔は無かったそうだ。泣いた碓氷は、もう、この世の花では無くなったねとだけ、閻魔大王は語った。
死んだ紅音空は美しく笑顔に見え、やっと死ねたと、掠れた声で凪いだ。思うの。もう美しい光景は要らないと。あたしは要らない。凍った血の美貌だけがあたしの悔悟として更に崩れた。泣くわ。茜空を殺したのは延と言う男で、氷華に触れたかと言うつもりだったそうだ。
紅音空は最期、笑っていて消された。いた事すら、消されたそうだ。
この世には要らないヒトがいているヒトが美しく見えるのね。ハハ。氷華ー!連れて行って、そう、墓夢を三日見せて下さい。そして、あたしを、ミタマもろとも消し去って下さい。
帰った氷華は愕然とした。おい、紅音空を殺したのは氷華、貴女の所為だったそうだなー?延の使いがいてそうだし抜かれ勿論違う。氷華は寒気がした。あんな何も殺して来ない女は相手だと想っていた。と言うより、何に変えても護ると決めていた一人だけの相手だった。
心奥を見抜く。笑った顔の紅音空と血潮。待って、氷華の所に行くのかー?そう言って立ち向かい死んだ紅音空がいた。片目を瞑り、下らない切れ端を持って、立ち向かっていた。苦しい。今日で終わりにしよう。
私です。私が紅音空を、殺しました。
しかし、証拠が実は無いんです。もう一人の延の使いが言った。紅音空は、消えていていないんです。だから、匿っているのなら教えて戴きたいそれだけです。
消えたー?更に見抜いた。本当に何故か、紅音空は消えた。ガタッと倒れた氷華は、一度しか使えない魔法を一つ使った。紅音空を、追うー。
茜空の赤毛
紅音空は、追うと言っても実際消えて仕舞ったからもういない。だったら何があったか不可能を超えて彼女を救う迄だ。例え永遠に死後時空になったとしても構わない。可愛い紅音空、赤毛は硬く、凄く痛んでいたっけ。目が綺麗に灰色で、彼女だけのエデンがあったって良かった。そう、苦しみが似合わないヒトだった。
思えば、紅音空との思い出ばかりがあった。紅音空の赤毛が、一番叶わない願いを湛えていた。氷華が振り向くと、泣いて、神がいたよ!戻れなくなったから、後で、そう、殺してー。
はっとした氷華。目の前には嘗ていた筈の紅音空の眠り姿が見えた。紅音空ー!抱き止め涙を流し、さよならが来た。紅音空は、氷華を見た十五年前に死が決定していた。永遠に俺は他の女など見ないからな紅音空。この碓氷、この世の人生氷華を最期に終わらせて戴くー!
おいたが過ぎたね紅音空。殺したのは僕だった。閻魔大王だよー!
碓氷を見て良いのは、この僕だけだった物でねー。罪は重い。百万年、消えるんだよ。
待って!碓氷が走って来た。氷華は、延の使いに殺された。良いんだ、閻魔大王!紅音空と結ばれたいんだ!
何だい碓氷。碓氷は遍く美貌を称え高い背丈の華奢な神格を懐き語る。地獄の苦しみを掻き消す様に、涙も枯れていた。閻魔大王は、僕と其れどっちが良いのよと笑った。
早く君には逢いたくてね、碓氷。僕は紅音空より遥かに君だ。少し急かさせて貰った。
心残りはー?一切如何ありませんー!泣いた。氷華と言う女神がいた。
過去磁場で結構。俺は最早碓氷ー、紅音空と結ばれる為にいるんですー!
僕だよ!
閻魔大王の遣いー!!閻魔大王は怒って荒げて言った。
眠り花を降らされた碓氷は眠った。
もう、誰も邪魔は無かったそうだ。泣いた碓氷は、もう、この世の花では無くなったねとだけ、閻魔大王は語った。


