ひまわりが咲く場所で(続)


あとがき

最後まで『ひまわりが咲く場所で』を読んでくださり、本
当にありがとうございました。

この物語は、「もし、生まれ変わっても、大切な人を見つけられるのだろうか。」という一つの想いから生まれました。

人は生まれ変われば、名前も姿も、過ごす人生も変わります。

それでも、本当に大切だった人への想いだけは、心のどこかに残り続けるのではないか。

そんな願いを込めて、この物語を書きました。


前世を思い出しながらも、「莉緒」としてではなく、「梨衣」として未来を選んだ彼女。

そして、一度は歪んだ想いを抱いてしまった神崎蓮。

それぞれが誰かを想い、それぞれの形で苦しみ、前へ進もうとしました。

この物語の中で、一番伝えたかったことがあります。

「愛する人は、守るものではなく、一緒に歩いていく人。」

瑠唯は前世では守れなかった人を、今世では守り抜きました。

でも、本当に手に入れたのは「守ること」ではなく、梨衣と笑い合える未来だったのだと思います。

もしこの物語を読み終えたあと、大切な人に会いたくなったり、「ありがとう」を伝えたくなったりしたなら、それ以上に嬉しいことはありません。

最後に。

ひまわりには、**「あなただけを見つめる」**という花言葉があります。

だからこの物語のラストは、ひまわり畑で締めくくりました。

生まれ変わっても、何年離れても。

約束を信じ続けた二人が、もう二度と離れることはありません。

つたない文章ですがここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!