次に叶えるのは、リストの8つ目。
「8. 初恋のひまわり畑に、もう一度行く」。
季節は巡り、私たちはあの始まりの場所へと向かう電車に乗っていた。
車窓から見える景色が、だんだんと緑豊かで、懐かしい風景へと変わっていく。
少し息が上がりやすくなった私を気遣って、るいくんは何度も「ゆっくり歩こう」と手を引いてくれた。
「……あ、見えた!」
坂道を登りきったその先。
視界いっぱいに広がったのは、夏の太陽の光を浴びて、一斉に空を仰ぐ大輪のひまわりたちだった。
風が吹くたびに、黄色い波がザワザワと揺れる。あの頃、病室の窓から見上げていた、私とるいくんを繋いでくれた大好きな景色が、そのままそこにあった。
「本当に……綺麗。あの時と、全然変わってないね」
私がひまわりの一本にそっと触れると、るいくんは隣で、優しく目を細めてその景色を見つめていた。
「莉緒」
るいくんが私の肩を優しく抱き寄せる。その体温が、夏の暑さの中でもひときわ心地よく、安心できた。
「あの時、お前がくれたひまわりがあったから、俺は今日まで生きてこられたんだ。お前が俺の暗闇に、光をくれたんだよ」
「るいくん……」
「今度は、俺が莉緒を照らす番だ。何があっても、ずっと」
ひまわり畑の真ん中で、るいくんは私の目を見つめ、静かに、だけど心の奥底に響くような声でそう約束してくれた。
「8. 初恋のひまわり畑に、もう一度行く」。
季節は巡り、私たちはあの始まりの場所へと向かう電車に乗っていた。
車窓から見える景色が、だんだんと緑豊かで、懐かしい風景へと変わっていく。
少し息が上がりやすくなった私を気遣って、るいくんは何度も「ゆっくり歩こう」と手を引いてくれた。
「……あ、見えた!」
坂道を登りきったその先。
視界いっぱいに広がったのは、夏の太陽の光を浴びて、一斉に空を仰ぐ大輪のひまわりたちだった。
風が吹くたびに、黄色い波がザワザワと揺れる。あの頃、病室の窓から見上げていた、私とるいくんを繋いでくれた大好きな景色が、そのままそこにあった。
「本当に……綺麗。あの時と、全然変わってないね」
私がひまわりの一本にそっと触れると、るいくんは隣で、優しく目を細めてその景色を見つめていた。
「莉緒」
るいくんが私の肩を優しく抱き寄せる。その体温が、夏の暑さの中でもひときわ心地よく、安心できた。
「あの時、お前がくれたひまわりがあったから、俺は今日まで生きてこられたんだ。お前が俺の暗闇に、光をくれたんだよ」
「るいくん……」
「今度は、俺が莉緒を照らす番だ。何があっても、ずっと」
ひまわり畑の真ん中で、るいくんは私の目を見つめ、静かに、だけど心の奥底に響くような声でそう約束してくれた。

