同居人がめんどくさい

特に何をするというわけでもないのだけど、隅田川沿いを歩いていると気持ちが少し楽になる。

音楽を聴きながら下流まで歩いてみたり、歩き疲れたら途中のベンチに腰掛けてみたり、特に何をするわけでも無く時間を過ごしても許されるような雰囲気が漂っている気がする。

隅田川の上を行き来する屋形船を眺めながら、お、あれは外国人観光客向けの観光船だなとか、あれは接待用の企業貸切船だなとか、そんな考察をしながら探す時間も悪くなかった。

本当だったら今日もそんな緩い時間を過ごしたかったけれど、今の私にはそんな悠長な事をしている時間はない。

もうこの際、一人暮らしをしているアパート近郊でなければどこでもいいやと思ってホテルを探してみるも、なかなか条件のいいホテルは見つからない。

この数日のホテル調査を思い返してみても、現在ある程度目星をつけているところ以外で新しく好条件のホテルが見つかるとは思えなかった。

いま目星をつけているホテルも決して条件は良くはないのだが、まあこれなら多少は目を瞑れば妥協できる、というギリギリのラインのところであった。

また、自然とため息が漏れる。