同居人がめんどくさい

昔読んでいたマンガや物語では、主人公がピンチになると必ずヒーローが現れて、助けてくれた。

いつも読みながら、私もいつかこんな風にヒーローに出会えたらいいなって夢見てた。



だけど、もう分かってる。

現実はそんな作り物の世界とは違うってこと。

現実はそう甘くない。

ヒーローなんて現れない。


だってほら、現にこうやって住むところも、お金を得る手段も無くなった私に、手を差し伸べてくれる人は誰もいない。

居場所もなければ、帰る場所もない。

頼れる知人もいないし、1人で生きていけるほどの財力もない。

本当に生きるのは辛い。


こんな風になって、つくづく実感する。

ああ、私は孤独だったんだなって。

こんな時、他の人ならどうするんだろうか。

実家に帰るんだろうか?

それとも、友達の家を頼るのだろうか?

はたまた、彼氏の家に転がり込むのだろうか?

いずれにしても、私にはそのどれも実行できそうにない。


本当に、孤独だ。

どこにも居場所はなくて、誰にも必要とされていない。

もし、今この世界から私が突然フッと消え去っても、世界は何も変わらずに、いつもと同じ日々を過ごしていくんだろう。

どうして私は生きているんだろう。