映えるキミと恋をする



見る?

紫音さんは使っているタブレットとは違うタブレットを渡してきて、アルバムをタップした。


「この中に、僕の……高校生からいろーんな写真入ってるんだけど、どう?見る?」
「見ます」


「あははっ即答だね。なら、見て待っててね」


ポンポンと私の頭を撫でて、紫音さんはお風呂場へと向かった。


早速タブレットに目を通すと、



……かっ……可愛い!!


もう一枚目からかわいいのだけど、大丈夫かな私。
全部見終わる頃には鼻血でも出てそう。


髪色が黒だったり、制服はブレザーだったんだとか、新鮮な姿ばっかり。

少しずつ進むにつれ、今の紫音さんに近付いてくる。


「……あ、髪染めた!」


今の髪色の姿が主な写真ばかりへと切り替わり、キュート差が増していく。

卒業式や成人式、インフルエンサーとして活動を始めた頃の写真。
でも次にスライドするのが惜しくて、一枚一枚をまじまじと見つめてから次へ。



「……おりゃ」

「うわっ!?」